ボルソナーロ氏「腹部に異常」で入院と投稿 暴動逮捕者は1500人

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藤原学思
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 ブラジルのボルソナーロ前大統領が9日、訪問先の米フロリダ州で病院に入院したと、自身のツイッターに投稿した。腹部に異常が見つかったという。ボルソナーロ氏については、8日に首都ブラジリアで起きた暴動の責任があるとして、批判が高まっている。

 ボルソナーロ氏は2018年の大統領選中に腹部を刺され、その後複数回入院している。ボルソナーロ氏はツイッターに自身の写真を掲載し、「皆のお祈りと回復のメッセージをありがとう」と投稿した。ロイター通信は親族に近い関係者の話として「心配するような容体ではない」と報じた。

 ブラジリアでは8日、ボルソナーロ氏が敗北した昨年10月の大統領選に「不正があった」として、支持者らが大統領府や国会議事堂、最高裁に侵入。ボルソナーロ氏は発生から数時間後、ツイッターで暴動を批判する声明を出していた。

 ディノ法相は9日の会見で、8日に209人を逮捕し、9日時点で約1200人から事情を聴いていると述べた。「逮捕者は計1500人になる」という。当局が押収したバスは40台に上り、そのうち1台からは銃が見つかったという。

 ブラジルメディアによると…

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