独立行政法人「国際交流基金」は24日、日本国外で日本語を教えている教育機関について、2021年度の調査結果を公表した。学習者数、教師数、教育機関数のいずれも前回18年度の調査から微減となった。新型コロナウイルスが影響したとみられるという。
調査は1974年から行い、近年は3年ごとに実施。今回発表分は主に昨年9~12月、各機関に調査票を配って調べた。日本語は141カ国・地域で教えられており、学習者約379万人(18年度比1・5%減)▽教師約7万4600人(同3・5%減)▽教育機関約1万8300校(同2・1%減)だった。
新型コロナが高校や大学といった学校機関以外の教育機関に特に大きな打撃を与え、全体数の減少に影響していたことも判明。ただ、調査によると、全体の6割超の1万1525校でオンライン授業を実施していたという。
日本語の学習者数トップは中…
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