西南学院大から43年ぶりのプロへ 辰見選手が楽天から育成指名

小川詩織
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 20日のプロ野球の育成選手選択(育成ドラフト)会議で、福岡市の西南学院大の辰見鴻之介選手(21)が楽天から指名された。西南学院大からは43年ぶりのプロ野球選手となる。

 辰見選手は福岡市出身で、身長177センチ、体重67キロ。香住丘高から西南学院大に進み、大学1年の秋から遊撃手や二塁手のレギュラーを務めた。50メートル5秒7の俊足が持ち味だ。

 部室でドラフトの中継を見ていたといい、「一瞬何が起こったのかわからなかった。仲間たちが喜んでくれて、実感がわいた」と振り返った。会見では、両親に感謝の気持ちを伝えたいと涙ぐむ場面も。「昔から夢だったプロの世界に入ることができてホッとしている。ここがスタートライン。売りである足を武器に、ゆくゆくは盗塁王を目指したい」と話した。小川詩織

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