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　静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」に通う河本千奈ちゃん（3）が通園バスの車内に取り残されて死亡した事件で、園が7日、会見を開いた。バスを運転していた増田立義理事長（73）は「亡くなられた園児、ご遺族におわび申し上げます」と謝罪し、辞任する意向を明らかにした。また「悲しい事故の原因は我々の安全管理がきちんとできていなかったことと受け止め、原因究明に努めていきたい」と述べた。

　園の説明によると、5日は本来のバス運転手が急な休みで、増田理事長が代わりに運転した。だが、理事長と添乗した70代の女性派遣職員は、降車時に乗車名簿と下車する園児を照合する園の決まりがあったにもかかわらずしなかった。また2人とも車内に園児が残っていないか、確認しなかったという。

　理事長は近年、数回しか通園バスを運転していなかったといい、「いつもは運転していないので、不慣れだった」と釈明した。この日は病院に行く予定があり、「余裕がなく、焦りがあった」という。

　また、千奈ちゃんは園の出欠…