日産、SUV「エクストレイル」を9年ぶりに刷新 電動モデルのみに

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福田直之
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 日産自動車は20日、同社主力車種でスポーツ用多目的車(SUV)の「エクストレイル」の新型を発表した。ガソリンエンジンで発電し、モーターを動かして走る独自の「eパワー」を全モデルに採用。電気自動車(EV)と同じように俊敏で力強い走行性能を持たせた。将来的なEVシフトをにらんだステップに位置づける。

 初代エクストレイルは2000年に登場。量販グレードは200万円と若者にも値ごろで、SUV普及の先駆けとなった。累計75万台を売り、日産の最主力車種に位置づけられてきた。

 今回の新型は4代目で9年ぶりの刷新となる。日本投入モデルはすべて電動化したほか、後輪にもモーターを配備してカーブや減速時の走行性能を高める「eフォース」を搭載した。装備の充実により4駆の価格は約350万円から。内外装に上質感を持たせた。

 4駆は25日に、2駆は今秋…

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