ウクライナ南部オデーサから今月7日に大阪市に避難してきたナタリヤ・オレイニクさん(49)と2人の子が18日から、市内の日本語学校に通い始めた。民間の有志の手厚い支援を受け、「悩みはない」。ただ、オデーサに残っている母親のことが気がかりだ。

 現在、ホテルで暮らしている一家はナタリヤさんと息子のマキシムさん(16)、娘のダリーナさん(13)。2月24日にロシアの侵攻が始まり、オデーサにも戦火が迫ったため避難を決意し、隣国モルドバからルーマニアへと車で向かった。

 着物姿で写真を撮るなどもともと日本好きだったナタリヤさんは、SNSで交流があった奈良県の女性(51)との縁で日本の支援者とつながり、来日することになった。

 親子の渡航費などを支援したの…

この記事は有料記事です。残り797文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料記事です。残り797文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料記事です。残り797文字有料会員になると続きをお読みいただけます。