最高の相手にめぐり合えた確信が、2人の間にはある。
フィギュアスケートペアの三浦璃来(20)と、木原龍一(29)。
フランス南部のモンペリエで3月に開かれた世界選手権で、日本勢として歴代最高となる銀メダルを獲得した。
ただ、表彰台に立った翌日、取材に応じた2人の表情はもう一つさえなかった。
木原が言う。
「成長を実感できたすごく良いシーズンだったけど、最後に少し悔しい思いをしてしまったので……」
ショートプログラム(SP)3位で迎えたフリーで、複数のジャンプにミスが出た。2月の北京五輪では自己ベストを更新し、日本勢過去最高の7位。自分自身に期待していたから、銀メダルにも喜びは控えめだった。
それでも、互いの話になった途端、2人の硬い表情は急に柔らかくなった。
「8年後も考えています」と…
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