129億光年遠くの星の観測に成功 最遠記録を一気に40億光年更新

有料記事

小宮山亮磨
[PR]

 地球から129億光年向こうにある星を観測することに、千葉大などの国際研究チームが成功した。宇宙誕生から約9億年しかたっていない初期の星で、これまでに見つかった最遠の星より約40億光年も遠いという。

 30日付の科学誌ネイチャー(https://www.nature.com/articles/s41586-022-04449-y別ウインドウで開きます)で発表した。

 米ジョンズ・ホプキンス大や千葉大先進科学センターの大栗真宗教授(宇宙物理学)らは、くじら座の方向にある銀河団を撮影したハッブル宇宙望遠鏡の画像から、太陽の50倍以上の重さで100万倍以上も明るい星を見つけた。古英語で明けの明星を意味する「エアレンデル(Earendel)」と名付けた。

ここから続き

 単独の星は、星がたくさん集…

この記事は有料記事です。残り275文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら