立憲民主党の代表選で、30日にある投開票の直前になって、決選投票の仕組みに「不備」があるとの指摘が出ている。決選投票では各都道府県連の代議員も投票するが、代議員は自身の地元でどの候補者が一番得票したか結果が分からないまま、本人の判断で投票することになっているからだ。本命不在の代表選は決選投票が濃厚とされる。党本部は急きょ、地方組織の意見を踏まえて投票するよう通知を出した。
「決選投票を想定していないような制度だ。仕組みに不備があるじゃないか!」。24日の党執行役員会で、幹部が異論を唱えた。
立憲の代表選は、党員や地方議員なども参加する1回目の投票で過半数のポイントを獲得した候補がいない場合、上位2人による決選投票が行われる。
決選投票では、国会議員(1…
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