「関西最後の一等地」にホテル 米ヒルトンと阪急阪神ホテルズが運営

箱谷真司
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 「関西最後の一等地」とも言われるJR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」にできる三つのホテルの運営を、米ヒルトンと阪急阪神ホテルズが担うことが決まった。大阪・関西万博が開かれる2025年度までに順次開業し、インバウンド訪日外国人客)も呼び込む考えだ。

 ホテル開発を担うオリックス不動産などが24日、発表した。大阪でのホテルの運営実績や、集客につながるブランド力などを重視して選んだという。

 ヒルトンは2ホテルを運営する。「ウォルドーフ・アストリア大阪」(252室)は同社の最高級ブランドで、屋内プールやチャペルも備える。「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」(308室)はウォルドーフより値段が安く、大阪の食材を使った料理やお酒の提供も検討する。30~50代の家族連れなどの利用を見込む。阪急阪神ホテルズによるホテル(482室)は現時点でブランドや名称が未定という。

 会見したオリックス不動産の高橋豊典・専務執行役員は「三つのタイプのホテルを提供するのは、多種多様なお客様をお迎えするという思いがある。色々な方に来ていただく交流拠点になっていくと期待している」と話した。箱谷真司

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