立憲民主党と国民民主党の支援団体である連合が、今回の衆院選を総括した原案が19日わかった。野党の候補者一本化の効果を認めた上で、立憲と共産党の連携を疑問視している。来夏の参院選に向けて、立憲、国民民主、連合の3者の連携強化を求める内容だ。
連合は歴史的に共産と深い溝がある。朝日新聞が入手した総括の「素案」によると、今回の衆院選で連合は213人の候補を推薦し、99人が当選した。選挙戦の課題として、連合内の産業別組織(産別)によって支援政党が立憲と国民民主に分かれ、「一丸となって戦うことの困難さがあった」と指摘した。
その要因として挙げたのは、立憲と共産の関係だ。
候補者調整については、「1…
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- 【視点】
かつて民主党は「労組依存からの脱却」を掲げたことがあります。連合に頼めば、それなりにしっかりした選挙態勢が組めます。ポスターをはったり、ビラを配ったり、手間のかかる基礎的な作業を進めるマンパワーが整います。ありがたい存在です。でも、それだけ
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