小川淳也氏、立憲代表選に立候補表明 大串博志氏は断念し協力
枝野幸男前代表の後任を選ぶ立憲民主党の代表選(30日投開票)が19日告示される。これまで泉健太政調会長(47)、逢坂誠二元政調会長(62)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)の3氏が立候補を表明しているが、告示前日になって、小川淳也元総務政務官(50)が名乗りを上げた。枝野氏が築いた「野党共闘」路線が問われる代表選は4氏の戦いとなった。
小川氏は香川1区選出で当選6回。民主党から民進党、希望の党をへて、立憲に合流した。自身の政治活動を追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で注目を集めた。
いち早く立候補に意欲を示したが、推薦人集めに苦戦。同じく出馬を検討していた大串博志役員室長(56)と候補者の一本化で調整していた。18日に大串氏が立候補を断念、小川氏に協力することで合意した。
小川氏は18日の記者会見で「政権の受け皿たる堂々たる政党に大きくしていく。そこに全力を尽くす」と語った。(神沢和敬)
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- 【視点】
いち早く名前が挙がったのに、推薦人集めで転んだかにみえた小川淳也氏が、思わぬ助け舟を得て土壇場でエントリーできるようになりました。もしも出られないという事態になっていたら、のっけからシラけた代表選になっていたのではないかと思います。ひとまず
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