東京都は1日、新型コロナワクチンを接種していることをスマホ画面で証明するサービスの提供を始めた。LINEを使い、身分証明書や接種記録の画像をスマホで撮影して登録すると「接種証明」代わりになる画面が表示され、飲食店などの店頭で提示する想定。協力店では割引の特典を受けられるようにし、ワクチン接種を促しながら、店での感染対策と経済活動の両立を図る狙いもある。
都はワクチン接種済みを証明するLINEでの登録を「TOKYOワクション」と銘打つ。LINEの公式アカウントを「友だち登録」し、運転免許証などの本人確認書類と接種記録の証明書を撮影してアップロードすると登録できる。
都が委託する事務局が両方を目視で照合して不備がなければ、原則24時間以内に「登録済み」と表示され、接種証明として使えるようになる。当面は都民限定だが、今後は都内に通勤、通学する都外の住民にも対象を拡大する予定だ。都は、関連予算として10億円を計上した。
1日正午に登録の受け付けが…
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