昨年からの連勝が19でストップ 将棋の藤井聡太二冠

村瀬信也
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 将棋の藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=が6日、東京都渋谷区将棋会館で行われた第69期王座戦日本経済新聞社主催)の挑戦者決定トーナメント1回戦で深浦康市九段(49)に敗れた。昨年10月以来の黒星で、公式戦の連勝は19でストップした。

 藤井二冠は「連勝はあまり意識していなかった。ここまでは出来過ぎなので、今日の将棋を反省して次につなげられれば」と話した。終盤の競り合いを制した深浦九段は「(相手の連勝は)意識せず、局面に集中した」と語った。

 藤井二冠は2016年12月のデビュー戦から翌年6月まで、新記録となる29連勝を達成。昨年10月からは渡辺明名人(37)=棋王・王将と合わせ三冠=らトップ棋士を相次いで破り、自身にとって29連勝に次ぐ連勝を記録していた。

 藤井二冠の次の対局は、13日の第80期将棋名人戦・B級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)で、三浦弘行九段(47)と対戦する。6月からは、棋聖戦の初防衛戦で、挑戦者の渡辺名人と戦う。村瀬信也

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