豚1千頭を殺処分 前橋の養豚場

遠藤雄二 小泉信一
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 群馬県内2例目の飼育豚の豚熱(CSF、豚コレラ)感染が確認された前橋市の養豚場で3日、豚の殺処分が本格的に実施された。

 県によると、殺処分は2日午後9時半から始まり、24時間態勢で行われている。県職員や自衛隊員ら延べ190人が交代で作業にあたり、3日午後3時までに1224頭を処分した。この養豚場で飼育する約8600頭と、飼育のため別の養豚場に移動させていた約1500頭の計約1万頭を処分する予定で、午後3時までの実施率は12・2%。20日ごろまでに処分を終える予定だ。

 県は国と連携して感染経路を調べる。

 また県と市は3日から、養豚場周辺の交通規制を始めた。(遠藤雄二、小泉信一

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