(特派員メモ)あのW杯 心の中に @東京

有料記事特派員メモ

石原孝
[PR]

 3年余りの南アフリカ勤務を終え、8月末に日本に帰国した。2週間の自主隔離のあと、お礼もかねて、東京にある南アフリカ大使館のルラマ・スマッツ・ンゴニャマ大使を訪ねた。

 大使は9歳ごろからラグビーを始め、執務室にはボールを飾る。1時間の面会でも、話題の大半は日本で1年前に開催されたラグビー・ワールドカップになった。

 母国が勝ち上がった決勝戦は、7万人の観衆が集まったスタジアムで観戦したという。優勝はもちろんうれしかったが、「日本の観客が他の国の国歌まで歌う姿にも感動した」と振り返った。

 当時、私は大使の出身地でも…

この記事は有料記事です。残り209文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載特派員メモ

この連載の一覧を見る