神奈川)米軍跡地に新交通、27年花博に向け 横浜市

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武井宏之
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 横浜市瀬谷、旭両区にまたがる米軍上瀬谷通信施設跡地(約242ヘクタール)と、相鉄線瀬谷駅を結ぶ公共交通機関の新設構想をめぐり、市は、軌道上をゴムタイヤの車両が走る「新交通システム」を採用する方針を固めた。2027年の開催に向けて準備を進める国際園芸博覧会(花博)や、市が誘致を表明した大規模テーマパークを訪れる客などの輸送手段を確保する狙いだ。

 市は22年度の着工を目指している。市が建設する方向だが運行事業者は決まっていない。市が63%出資する第三セクター「横浜シーサイドライン」が運行する案などが検討されている。

 市関係者によると、新交通システムは瀬谷駅付近の新駅から、その北に位置する通信施設跡地内の駅を経て、跡地北部の車両基地までの約2・8キロを整備する。瀬谷駅付近から跡地までの市街地は主に地下トンネルを掘削し、跡地内は主に地表部に軌道を設ける。

 跡地と瀬谷駅をどんな交通機…

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