(特派員メモ)インタビューのはずが @米オハイオ州・ヤングスタウン

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藤原学思
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 さびついた工業地帯、ラストベルトの象徴的な街として知られる米オハイオ州ヤングスタウン。大統領選に向けた有権者の動向を探ろうと街に入り、地元で有名なラジオのトーク番組の司会者に会いにいった。

 ロン・バーブさん(62)。35年間、平日の午後3時から3時間にわたり、地域に情報を届けている。約束した時間はオンエア開始の15分前。「忙しいのだろう、取材は時間との勝負だ」。そう考えていた。

 が、取材が始まると、バーブさんは何度も「もう1問いいよ」。時間は過ぎる。オンエア3分前、1分前、そして――。

 「オールライト!」。急にヘ…

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