サッカーJ2が23日、各地で開幕し、ミクニワールドスタジアム(北九州市小倉北区)ではギラヴァンツ北九州とアビスパ福岡による5年ぶりの「福岡ダービー」があった。チケットは前売りで完売し、観衆が1万3千人を超えた熱戦は、福岡がFW遠野大弥の決勝点で1―0で競り勝った。
20歳の遠野は福岡に今季加わり、この日がプロ初先発。前半44分、こぼれ球に反応して右足でボレーシュートを決めた。「負けられないダービーで、得意な形で決められた」と、J初得点を喜んだ。
4年ぶりにJ2に復帰した北九州は、攻守に組織立ったサッカーで対抗。前半26分にMF高橋大悟がポスト直撃のシュートを放つなど、見せ場は作った。小林伸二監督は「倒れず、足を動かして選手は戦い続けた。ぶれずに学び、今後につなげたい」と話した。
次戦は、北九州が29日に敵…
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