3きょうだいで「暗算30段」 全員小学生で最高位合格

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吉住琢二
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 三重県名張市の竹島珠算簿記学校に通う竹島大智(たいち)君(11)=市立桔梗が丘小5年=が、全国珠算教育連盟主催の暗算検定で最高位の10段に合格した。大智君の2人の姉も暗算10段を取っており、3人きょうだいで合わせて「暗算30段」という快挙を成し遂げた。

 竹島珠算簿記学校は、大智君の祖父三郎さん(83)が約60年前に始め、現在は父正記さん(47)が校長を務める。小学生を中心に幼稚園児から大学生までが通い、大智君を含む暗算検定10段を45人、さらに難しい同連盟主催の珠算検定10段を20人も育てた名門だ。

 3きょうだいも幼稚園の頃から自然と教室で学び始め、長女愛理(えり)さん(17)は小学4年、次女愛結(あゆ)さん(15)は小学5年の時にそれぞれ暗算10段に合格。大智君が7回目の挑戦で合格した今回の検定は、全国で約5800人が受験し、10段合格者は29人という狭き門だった。

 2月12日に市役所を訪れた…

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