男子エペ、山田が世界1位破ってV フェンシング全日本

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 フェンシングの全日本選手権最終日は3日、東京・渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)で男子各種目の決勝があり、エペはアジア選手権優勝の山田優(まさる、自衛隊)が世界ランキング1位の見延和靖(ネクサス)に勝って2年ぶり2度目の優勝を果たした。サーブルはストリーツ海飛(かいと)(ビーズインターナショナル)が2年ぶり2度目、フルーレは永野雄大(中大)が初優勝した。(記録は決勝)

 ▽男子フルーレ 永野雄大(中大)15―12安部慶輝(秋田緑ケ丘病院)▽同エペ 山田優(自衛隊)15―12見延和靖(ネクサス)▽同サーブル ストリーツ海飛(ビーズインターナショナル)15―13島村智博(警視庁)

日本代表対決を制す

 男子エペ決勝で対戦した2人は日本代表でともに世界を転戦し、互いに手の内を知り尽くしている。山田は「(相手の)見延先輩は憧れ。わくわくでルンルンでやっていた」と自然体だった。見延が調子を上げる前に、と早めに仕掛けたのが功を奏した。リードを許したのは1点目だけ。あとは終始、優勢に試合を進めた。世界ランキングは13位で日本勢で3番手につける。アジア選手権に続く優勝に「自分の中でも勢いづいていると感じる」。

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