1、2、3歩、ひょいっと3県 田んぼにポツンと珍県境

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加藤真太郎
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 埼玉、群馬、栃木の3県境は平地にあり、たった3歩で巡れる珍名所。体を駆使して、「3県同時踏破」の旅に出てみよう。

 渡良瀬遊水地にほど近い田んぼの真ん中に、「三県境界」と書かれた小さな標柱がポツンと立つ。砂利が敷かれた区画ごとに「埼玉県」「群馬県」「栃木県」のプレートが仲良く並ぶ。

 ここは埼玉県加須市、群馬県板倉町、栃木県栃木市の境。東京都江戸川区から来た会社員伊藤智哉さん(18)は右腕を埼玉、右足を群馬、左足を栃木に置き、「群馬と栃木に初上陸できた」と左拳で決めポーズ。山や海、川でなく、平地にある珍しい3県境に、北海道や沖縄からも遠路訪れる。

 3県境はかつて、旧渡良瀬川

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