羽生結弦が今季初戦 世界初4回転半へ、練習では秘策も
いよいよ、フィギュアスケートのシーズンが本格的に始まる。チャレンジャーシリーズ初戦のオータム・クラシックが12日(日本時間13日)、カナダ・トロント郊外のオークビルで開幕し、女子ショートプログラム(SP)は昨季のグランプリ(GP)ファイナルを制した17歳の紀平梨花(りか)(関大ク)が78・18点で首位発進した。13日(同14日)は男子SPなどがあり、平昌(ピョンチャン)五輪で66年ぶりの2連覇を達成した羽生結弦(ANA)が今季初戦に挑む。(大西史恭)
12日の公式練習で、羽生がリンクに入ると、観客から大歓声が起きた。
2本目のジャンプから4回転に挑み、トーループ、サルコー、ループと続けた。フリーの曲をかけた練習でも、4回転ジャンプを次々と着氷させて調整。ブライアン・オーサー・コーチが「絶好調。シーズン最初でここまで調子が良かったことはない」と前日に語っていた通り、仕上がり具合は良さそうだ。
羽生は今季初戦に向け、静かに意気込みを語った。「今回は試合勘をしっかり取り戻し、試合の時に何をしないといけないか、どういう感覚か、というのを一つ一つ確かめながらやっていきたい」
今季の注目は、世界初となるクワッドアクセル(4回転半)ジャンプを成功できるかだ。
オフの練習では成功していな…
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