紀平梨花、3回転半着氷で自信 4回転「迷ってる」
フィギュアスケートのオータム・クラシックが12日(日本時間13日)、カナダ・トロント郊外のオークビルで開幕する。11日(同12日)には女子の公式練習があり、昨季のグランプリ(GP)ファイナルを制した17歳の紀平梨花(関大ク)が本番のリンクで調整した。
紀平は青色の本番用衣装に身を包み、公式練習に臨んだ。新しいショートプログラム(SP)曲「ブレックファスト・イン・バグダッド」をかけた練習では、トリプルアクセル(3回転半)ジャンプ、3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプなどを着氷させた。トリプルアクセルは計5回着氷させ、「積み重ねて練習してきたことが染みついてきている」と自信を口にした。
1週間ほど前に左足を少し痛めたそうで、SPは3本目のジャンプを3回転ルッツから3回転ループに変更。今大会のフリーで4回転サルコーを組み込むかどうかは、「まだ迷っている」と明言を避けた。
オータム・クラシックには、昨季の世界選手権3位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)らも出場する。男子は平昌(ピョンチャン)五輪で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(ANA)が登場する予定だ。(大西史恭)
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