互いの溝、解消された? 4人の取材後記で意外な告白も

有料記事炎上広告

篠健一郎 筒井竜平 栗林史子 高橋末菜
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炎上広告に記者が学ぶ まとめ

 女性にまつわる表現に問題があったとして、企業の広告がネット上で「炎上」するケースが相次ぎました。表現に問題があったと感じた2人の女性記者に、2人の男性記者が「この広告がなぜそんなに炎上したのかわからない」と疑問を呈しました。

 炎上の理由がわからなくてモヤモヤする男性記者と、ジェンダー問題の本質をわかってもらえないのか、とモヤモヤする女性記者。そこで4人は、ジェンダーや企業広告に詳しい治部れんげさんを訪ね、炎上した企業広告について、表現上の問題点がどこにあったのかを解説してもらい、記者を交えて議論しました。

 男性と女性の「役割」を決めつけるような広告、「あるある」と共感を誘っているようで女性への偏見を助長している広告、女性の生きづらさの根っこにある社会の問題を脇に置いて「個人でがんばって」というメッセージを発してしまっている広告――。炎上した四つのケースを議論し終えて、記者たちは何を思うのでしょうか。

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