問われる蜜月の中身 国際社会との「仲介役」果たす時

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「かすがい」の重責 アメリカ総局長・沢村亙

 ゴルフ、大相撲観戦、炉端焼き。至れり尽くせりの接待外交である。

 どの国も、大統領選が近づくと「内向き」になる米国との関係を維持するのに腐心する。まして経済・軍事的に台頭する中国、北朝鮮の核開発で緊張する今の東アジアを見れば、安倍晋三首相がトランプ米大統領と個人的な関係の強化に力を入れる道理はある。

 「新天皇の即位後、初めて会見する外国首脳」という「名誉」に、トランプ氏も満足そうだった。

 果たして「見返り」はあったのか。

 安倍首相はトランプ氏との共…

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