初号機そっくり、実物大の操縦席も エヴァ新幹線引退へ

有料記事

宮野拓也
【動画】ラストランを迎えるエヴァ新幹線=宮野拓也撮影
[PR]

 人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をイメージした山陽新幹線「500 TYPE EVA」が13日、ラストランを迎える。「エヴァ新幹線」として2年半、親しまれ、ファンらが別れを惜しんでいる。

 山陽新幹線の全線開業から40周年と「エヴァンゲリオン」のテレビ放送開始20周年を記念し、2015年11月に運行が始まった。こだま(500系)で博多と新大阪を1日1往復している。博多駅を午前6時40分に発ち、新大阪に午前11時13分に到着。新大阪を折り返し博多駅に午後3時38分に戻る。

 「エヴァンゲリオンの初号機は500系の新幹線と似ている」。JR西日本社員のそんなひらめきもあったという。

 デザインは「エヴァ」のメカニックデザインで知られる山下いくとさんが担当。監督の庵野秀明さんも監修で携わった。1号車には実物大コックピットがあり、予約制で搭乗体験できる。

 当初は16年度末までの運行…

この記事は有料記事です。残り344文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら