「厄はじく」筥崎宮おはじき誕生 昨年は人気すぎて…

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貞松慎二郎
【動画】発表された「筥崎宮おはじき」=長沢幹城撮影
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 日本三大八幡宮に数えられる筥崎宮(はこざきぐう、福岡市東区)で13日、博多人形師のグループ「白彫(はくちょう)会」の会員が制作した「筥崎宮おはじき」が披露された。秋祭り「放生会(ほうじょうや)」でおなじみだった放生会おはじきに替わる「新たな縁起物に」との願いが込められている。

 放生会おはじきは1980年から販売され、「厄をはじく」縁起物として喜ばれた。数量限定のため、行列に並んでも入手できなかったり、ネットオークションで高値で取引されたりする事態となり、昨年から販売が中止された。

 新しいおはじきはテーマを固定し、黒田長政建立の一之(の)鳥居や千利休が奉納した石灯籠(どうろう)など筥崎宮ゆかりの20種類。種類を少なくする一方、サイズは「見劣りしないように」やや大きくした。今月は桐箱入り(3千円)を2千セット、額縁入り(1万2千円)は200セット用意し、21日午前9時からお守り授与所で販売。前日午後7時から整理券を配る。年数回の販売を予定し、神社のホームページで告知する。

 白彫会の小副川(おそえがわ…

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