新年度介護保険料、6割超で6千円以上 主要自治体調査

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船崎桜 及川綾子
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 65歳以上が払う介護保険料について朝日新聞が主要74自治体にアンケートしたところ、6割を超える47市区が4月時点で月額6千円以上になることがわかった。保険料は3年ごとに見直され、21市区では月500円以上の引き上げとなる。介護保険の費用が膨れあがっていることが原因で、今後もさらに上がる見通しだ。

 65歳以上の介護保険料は市区町村ごとに決める。朝日新聞は政令指定市と県庁所在市、東京23区の計74市区に対し、2018~20年度の月額保険料(所得に応じた保険料の基準となる額)の見込みを聞いた。

 74市区のうち15~17年度の保険料が7千円を超える自治体はなく、21市区が6千円を超える。18年度からは大阪市(7927円)と那覇市(7055円)が7千円台に。26市区が新たに6千円台に乗る。最低額の宇都宮市(5281円)と大阪市では、2646円の開きがある。

 引き上げ額が最も大きいのは…

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