羽生竜王の望み砕いた「焦点の歩」 藤井、2度の妙手

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村上耕司 聞き手・江戸川夏樹
【ノーカット】第11回朝日杯将棋オープン戦準決勝 藤井聡太五段―羽生善治竜王
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 中学生棋士の藤井聡太五段(15)が第11回朝日杯将棋オープン戦で優勝し、史上最年少の全棋士参加棋戦制覇・六段昇段を果たした。準決勝の羽生善治竜王(47)戦では、絶妙なタイミングで放った2度の「焦点の歩」で勝利をたぐり寄せた。村上耕司

 17日、東京・有楽町であった準決勝・決勝には、公開対局とあって、世紀の一戦を生で見ようと約600人のファンが詰めかけた。100人以上の報道陣が待ち構える中、2人が壇上に上がり、午前10時30分に対局開始。相居飛車の戦いとなった。

 中盤、1筋からの攻めで先に…

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