岐阜)もがく地域おこし、名物産業 方向転換も

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【動画】岐阜県関市上之保の「ゆず祭り」と「デカ木住宅」=山岸玲撮影
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 11月最後の日曜日、上之保では駐車待ちの車で渋滞が起きていた。年に1度の「ゆず祭り」の日だ。ユズの里としての知名度アップと地域おこしをねらい、今年で12回目。袋に詰め放題のユズ販売や果汁絞り体験には行列もでき、約3千人が集まった。

 会場内で子どもたちの人気を集めたのが「ゆずりん」。地域内外のイベントに姿を現す上之保の非公式イメージキャラクターだ。住民14人による地域おこし団体「郷友会」が発足からまもない5年前に作った。

 会を立ち上げた前会長の吉田耕治さん(53)は「さびれゆく地域を何とかしたかった」と話す。地域の行事などにゆずりんとともに出店したりボランティアで参加したり。地域でも認められる団体となった。

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