新線「なにわ筋線」、4駅新設 31年春の完成目指す

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 関西空港へのアクセス鉄道となる新線「なにわ筋線」の建設計画の概要がまとまった。大阪府大阪市JR西日本南海電鉄の4者が合意した。建設中の北梅田駅を含め4駅を新設。総事業費3300億円を見込み、2031年春の完成を目指す。阪急電鉄が十三―北梅田間を結び、なにわ筋線に乗り入れる方向で、4者と協議することもまとまった。

 なにわ筋線は、現在、関空へのアクセス特急として、「はるか」を走らせるJR西と「ラピート」を走らせる南海が共同運行する。新大阪から大阪駅北側の北梅田駅、難波を経て関空が結ばれる。約1時間の大阪・梅田―関空の所要時間が20分ほど短縮される。

 関係者によると、新駅は北梅田、中之島、西本町、南海新難波(いずれも仮称)の4駅。北梅田―西本町間はJR西と南海が共同運行し、西本町以南はそれぞれ別路線で関空まで結ぶ。

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