リンクの華、課題は練習の量 フィギュア・本田真凜

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山下弘展
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フィギュア本田真凜

 14歳の今季は、けがから始まった。11月の全日本ジュニア選手権で痛めた部位を尋ねられると、「……股関節です」。指導する浜田美栄コーチは、この話を聞くと笑った。「本当は、お尻なんです。ジャンプでこけて。恥ずかしかったんでしょうね。でも、かわいらしいでしょう?」

 長い手足。卵のような顔の輪郭に、つぶらな瞳。リンクに立っているだけで、雰囲気が華やぐ。技術的にも、トリプルアクセル(3回転半)ジャンプを除く、すべての3回転ジャンプを跳べる。12月のジュニアグランプリファイナルでは、ロシア勢の一角を崩して3位に食い込んだ。

 ただ、練習好きかというと、違う。浜田コーチによると、同じ門下生の宮原知子(大阪・関大高)の練習量を10とすると、「2です。同じ練習をコツコツするのが苦手」。本番を想定した練習でもジャンプを跳ぶ場所がその度に違うため、わざわざ図に描いて説明することもある。

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