長野)あきらさん2冠「すごい」 チェアスキー関係者

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池畑聡史
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 ソチパラリンピックが始まって1週間。アルペンスキー・スーパー大回転座位で、長野市の狩野亮(あきら)(28)=マルハン=がバンクーバー大会に続き2連覇し、滑降と合わせ2冠に輝いた。狩野の背中を追いかける若手やチェアスキー関係者は喜びに沸き、今後の競技やほかの選手にもメダルの期待がかかる。

 チェアスキーでジュニアのナショナルチームに所属する野沢温泉村の佐藤林平君(14)は、狩野の2冠に「すごいと思います」と興奮した様子だった。

 国内の患者数が100例ほどとされる難病「ペリツェウス・メルツバッハー病」で、脳から手足への電気信号の伝達がスムーズにいかない。症状は進行し、小学3年のころには歩くのに手すりが必要となり、大好きだったスキーも難しくなった。

 村ではほとんどの子どもがス…

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